タグ別アーカイブ: オーフェン

ラノベ

一言感想『魔術士オーフェンはぐれ旅 魔王編』 著:秋田 禎信

オーフェン・フィンランディの意識は既に飛んでいた。
長時間の会議は無駄な議題が続き、面倒なことばかり。
「一晩中探したよ。眠いよ! 」(長女=経理部長)。
「現実逃避しないでよ、父さん! 」(次女=暴力対策部長)。
「言いだしっぺが怪しい」(三女=企画戦略室長)。
社長は厨房で食器を洗っている……。

カーロッタの死後、開拓地に居を構えた一家は「荒野の揉めごと解決いたします」の標語を掲げ、「フィンランディ商会」を営んでいる。原大陸で最強の戦力を誇る家族経営だが、今は会社のお金が盗まれるという事態に直面していた。

オーフェンは長い長いため息をつき、三人の娘たちに告げる。
「わが社の保安部長を任命してすべてを任せる」
「……誰?」
(『フィンランディ商会の、約三十名と一匹の日常』より)

第四部の知られざる毎日を描く「番外編」第1弾! 全て書き下ろしで贈る計3編を収録!

続きを読む

ラノベ

一言感想『魔術士オーフェンはぐれ旅 女神未来(下)』 著:秋田 禎信

(長い日になりそうだ……)
魔王オーフェン・フィンランディは魔術学校の校長室で、目まぐるしく変化する情勢を放っておく他なかった。手を打つにも手の数が足りず、匙を投げるわけにもいかない。≪死の教主≫カーロッタ・マウセンと対面を果たすも、休戦を余儀なくされていた。混沌は極まる。キルスタンウッズの壊滅、市議会からの戦術騎士団への圧力、突然の合成人間の現出…。
「約束の地」を夢見た原大陸で、混乱に混乱が上乗せされていく。それでも、オーフェンは知っていた。あの時とは違う。もう全てを捨てられるほど身軽じゃない。絶望だって受け入れなければ、希望はない。答えは決まっている。「笑われても、何度でもやるさ」 20年にわたる長編「はぐれ旅」シリーズ。第四部、堂々の完結編!

続きを読む

ラノベ

一言感想『魔術士オーフェンはぐれ旅 女神未来(上)』 著:秋田 禎信

「ここが最後の城。告げられし天世界の門。ここに終わる…」“死の教主”カーロッタ・マウセンの視線の先には、因縁の地・ローグタウンがあった。“アイルマンカー結界”は消滅し、リベレーターの計画は失われた。カーロッタは“女神再臨”を目指し、この地への侵攻を開始する。彼女を迎え撃つ、オーフェン・フィンランディは魔術学校の校長室で今後の対処を練っていた。残す選択は決戦のみ。多数の負傷者を出し、半壊した戦術騎士団で戦う他ない。そして、もう一つの可能性に未来を託す。つまりは“鋏”―魔剣オーロラサークルを送った、はぐれ者に。二十年以上の時を経て、今、原大陸は激しい変化の刻を迎える。嵐の先になにが待つのか、まだ誰も分かっていない。恐らくは、まだ、きっと…。新シリーズ最終章!

続きを読む

ラノベ

一言感想『魔術士オーフェンはぐれ旅 鋏の託宣』 著:秋田 禎信

“魔王”オーフェンの活躍により、キエサルヒマ大陸からの刺客は退けられた。しかし、ラポワント市の被った損害は大きく、魔術士たちは社会からの糾弾を受ける。

一方、マジクは大陸の果てで、宿敵であるヴァンパイアと対峙していた。二人の交渉が決裂し、“死の教主”が宣戦布告をすると同時、大陸上空を巨大な黒い“結界”が貫く。“結界”の中心となったのは、ローグタウンのフィンランディ邸だった。

完全に外界と隔絶され、取り残されたマヨールとラチェットは脱出の道を模索する。“戦術騎士団”、“リベレーター”、“キエサルヒマ魔術士同盟”、“アーバンラマの三魔女”、そして、“魔王スウェーデンボリー”。

複雑に絡み合う状況の中、神託を下されるオーフェンの行方は?分かたれた世界で、それぞれの選択が試される。流転の物語。

続きを読む