ラノベ

一言感想『ソードアート・オンライン(17)アリシゼーション・アウェイクニング』 著:川原 礫

SAO17

 前作からまた時間が空きまして、ストーリーをうろ覚えていたので、あらためてエクスプローディングから読み直すという一粒で二度おいしい感じのソードアートオンライン最新巻アウェイクニングが刊行されています。

 前作で、相変わらずキリトは抜け殻の状態のまま、仮想空間では人界軍対暗黒軍のアンダーワールド大戦が開戦し、整合騎士たちの活躍、そして女神ステイシアのアカウントでログインしたアスナが人界軍を間一髪で救うという見せ場を演じました。

一方、リアルワールドでは高度AIであるALICEを奪おうとするアメリカ人たちと、自衛隊のドンパチが始まり、米人側が一般の米人ネットユーザーを、暗黒軍側のプレイヤーとして召還しようと画策しているところ。
さて人界軍側の援護射撃は誰が・・・・?

というところで、高度AIであるユイが密やかに活躍し、致命的な状態に陥るのを回避するという展開でした。(何を言っているのかわかりませんが、エクスプローディングはここまで。)

本作では大戦がいよいよ大詰めとなり、人界側にはコンバートしたシノン、リーファが参戦。
リズベットの説得に応じた日本人プレイヤーも続々と参戦します。

一方暗黒軍側は、米人ネットユーザーだけではなく中国、韓国人ユーザーを扇動し、何万ものユーザーをログインさせ、人界側は窮地に立たされることになるのです。

そろそろキリトも目覚めていい頃では・・・・といったところで本作は終了。

またも!キリトの覚醒はおあずけです。

 

本作は助走回ということで、大きな事件はなく粛々と物語が進行しました。
戦闘シーンでは、整合騎士長ベルクーリ、シノン、リーファらの見せ場はあるものの、キリト覚醒への演出というか布石のようなもの。

作者は本作でキリトを覚醒させたかったようですが、そこは大人の事情のよう。(本が分厚くなるらしいです。)

少しずつクライマックスに近づいてはいますが、盛り上がりに欠けてしまうのはアリス編で主人公を張っていたユージオが死に、キリトが心神喪失状態で主人公不在の影響がかなり大きいものと思います。

思い入れ始めたあたりでサブキャラクターも死んでいったりしますしね。戦争というのは、中々描くほうも難しいということでしょう。

ともあれ数冊にもわたり主人公不在のまま進められてきたアリシゼーション編。
次回、ようやく主人公の動く姿が見られそうです。

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