ラノベ

一言感想『人類最強の初恋』 著:西尾 維新

孤高の赤、哀川潤(あいかわ・じゅん)。
彼女の『今』が語られる。
《最強》シリーズ、開幕!

「あーあ、つまんねーの。自殺しよっかな」
人類最強の請負人・哀川潤。
強くなり過ぎた彼女に、遂に世界のすべてが降伏する。
倒すべき敵も、応えるべき依頼も失った請負人に、
そのとき、初めての「恋」が襲い掛かる!
『戯言』では済まされない、『人間』の枠を越えた、
『最強』のラブストーリー!

■『戯言』シリーズスピンオフ・主人公は人類最強。

シリーズとしては終わってしまったと思っていました『戯言』シリーズでしたが、今回”人類最強”の名を冠する哀川 潤を主人公としたスピンオフ作品が刊行されています。
世界観としては、『戯言』シリーズが終わってしまった状態の続きでしょうか。

全てに片をつけた人類最強の請負人がふと思ったことは「仕事が減ったなぁ」ということ。
旧友の石丸小唄に聞いてみたところ、

「何のことはありませんわ、ディアフレンド。あなたが強くなりすぎたんですわ――人類最強」
ということで、ファンならこの中二心を擽られる謎の組織にワクワクするでしょう。

この世界を暴力で影から支える組織・「殺し名」「呪い名」。
この世界を財力で影から支える組織・四神一鏡。
この世界を政治で影から支える組織・玖渚機関。
この世界を科学で影から支える組織・ER3。

全てが手を組み、人類最強に仕事を依頼しないという協定を結ぶ、とんでもない事件です。
人類最強に対して仕事を依頼することはもはや”チート”という取扱いをされ、ハブられることになるのですね。

■次の相手は宇宙人・・・?

スカイツリーの最上階で休憩していると、謎の音響発光物体が哀川潤を襲います。
一命は取り留めたものの、ER3で治療を受け回復。
そこで、哀川潤は謎の音響発光物体、通称”シースルー”の解析につき七愚人の一人、因原ガゼルから協力要請を受けることになるのです。

■人類最強の目線から独特の語り口

当初から、人類最強の一人称で物語が進んでいきます。
会話文も地の文に紛れて心の声なのか、発声なのか良く分かりませんが、大体何も考えずに発声しちゃっているようなので、特段問題はないというか。
ともかく、哀川潤らしい思考回路が、流れるように流れていきます。

『戯言』では登場しなかった魅力溢れるキャラクターたちが人類最強の周りを固めています。
また、『戯言』の主人公だった彼らのその後についても、読者サービスなのか触れられています。ニヤリとしてしまいますね。

初恋やら失恋やらというタイトルではありますが、全くそんな色っぽい話ではありませんが、人類最強・哀川潤も遂に宇宙へ進出したかぁと思うと感慨深い。
何か違うと感じながら感想はここまでとさせていただきます。

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