ラノベ

【ラノベ感想】『ソードアート・オンライン14 アリシゼーション・ユナイティング』 著:川原 礫

“公理教会”の象徴である白亜の塔“セントラル・カセドラル”。隔離された大図書室の賢者“カーディナル”の助けを借り、ユージオは整合騎士となってしまったアリスを“本当の姿”に戻すため、キリトはこのアンダーワールドの消滅を回避するため、最高司祭“アドミニストレータ”の待つカセドラル最上階、100階を目指す。そして到達した九十九階。キリトとアリスの前に現れたのは、整合騎士の鎧に身を包み、瞳に冷たい光を浮かべたユージオだった。躊躇いなく剣を抜くユージオを、やむなく迎え撃つキリト。旅立ちの日、遠い雷鳴に感じた戦いと別離の予兆は真実となってしまうのか。キリトの必死の呼びかけは、記憶を封じられたユージオに届くのか。アリシゼーション・人界編、完結!

アニメ第2期も放映中、PSVita版ゲームの第2作目も発表され、ノリに乗っているライトノベル、ソードアートオンラインの14作目です。


この作品や、往年の人気ライトノベルを読んでいると、いかに”世界観”や”設定”というものが重要か、良く分かります。


このシリーズは、ソードアートオンラインというオンラインゲームの中の物語だったはずなのですが、ソードアートオンラインをクリアしてしまった後、迷走を続けているのか、当初の設定どおりなのかは不明なところですが、別のオンラインゲームを遊ぶことで非常に長い息を吐いているシリーズです。

大きく分けて、ソードアートオンライン編から始まり、アルヴヘイムオンライン編、ガンゲイルオンライン編、そしてアリシゼーション編へと繋がっていきます。
本作はアリシゼーション・「人界編」の完結巻です。

本作では、アリシゼーション・人界編のボス、アドミニストレータとの最終決戦が描かれます。アドミニストレータによって心を失ってしまった親友のユージオが復活し、アリスをも加えてアドミニストレータを撃破するというお約束の展開です。
戦闘シーンは、ピンチから一発逆転という王道展開が採用され、後味の良い完結巻となっています。
ですが、新たな問題も起こってしまったようですが。

ライトノベルは、変にリアリティがないところが良いですね。
作家の設定の中で自由に空想されたキャラクターが、敵をばったばったとなぎ倒したり、ヒロインといい感じになったりと爽快感に溢れる展開になりがちです。そこがいい。

リアリティを追求すると、法律の縛りや物理法則の縛りが出てくるので、そういった点がある意味表現の制限になってくることになります。ハーレム展開も無理がありますし。

そういう意味では、読者の望みを叶えてくれる、”ドラえもん”のようなテイストを含んでいるのかもしれないと思ったり思わなかったり。ライトノベルに対する考えを真面目に検討することもないのですが。
まぁ、そういう都合の良さが人気の秘密なのかもしれません。

若い頃からライトノベルも読んでいたので、歳を取ってもさほど抵抗はありません。
ライトノベル、面白いですよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>